今回ご紹介するのは、C240をベースに特別限定車として発表された「キミーラ400ウッディ」です。
1960年代をイメージしたアーモンドグリーンのボディがクラシカルなイメージで実にシック。素敵なバランスです。

現車には、パワステ、エアコン、大型オイルクーラーが装備されているが、エアコンに関しては要修理との事です。
日本在中の同モデルは2台のみとされ、希少性も見逃せない・・・
前オーナーの方も整備士ということもあり手を入れ走りの楽しみを追求、走行会などに持ち込み楽しまれていたようです。
勿論、新車時の保証書、取り説関係、付属品も揃っています。
車は飾っておくだけとの考え方ではなく、走って、直して、楽しむといった主義ですのでエンジンがけ&走行についてはマメにかまうようにしています。
ブレーキのロックなどはありえない(あってはいけない)世界です。現在はガレージと自宅との間の乗り出しが主になっています。
車体はオートトレーディング物(正規ディーラー)になります。


とにかく運転が楽しい車です。エンジン&足廻りほか絶好調です。
今回改めて運転を楽しむ車としての肝であるブレーキ廻り&エンジン調整&燃料系他気になる場所(未然回避箇所含め)に手をいれましたので特にふけあがりもよく機敏に応えてくれます。
マニホールドの位置に因るオーバーヒートへの対策もなされていますので吊るしの固体とは違った安心感?はありますが、1+1 が2になるような優等生とは違いますので、そこにオモシロさを覚えていただけると幸いです。
エアコンについては要修理です。



TVRの創始者もトレバーウィルキンソン氏のスポーツカーに求めた重量の軽さとパワーのあるE/G 、そのためにABS やエアバックなどのデバイスを一切持たない乾燥重量960kg(キミーラは歴代TVRにおいて最も軽いとされています)前軸重&後軸重をほぼ同重量とした車の面白さは他では決して味わえるものではありません。
フロントタイヤに若干のキャンバーをつけコーナーを確実に捉えられるように設定してあります。とても楽しいですよ。
直近では今年の8月に譲り渡しを視野に気になる箇所(予備的も含め)をやりました。
ブレーキ&燃料系&水周り等々…よって走りを楽しむための肝の部分は絶好調といえると思います。
●以下直近の修理&整備内容になります。
・シリンダー内部点検(内部オイル給油手回し確認)
・圧縮測定正常確認
1. 1.25
2. 1.20
3. 1.20
4. 1.15
5. 1.30
6. 1.15
7. 1.20
8. 1.15
・ブレーキキャリパー&ホース点検 .配管点検
・ブレーキマスターシリンダー交換
・ブレーキフルード交換
・サイドブレーキ調整点検(3ノッチ)
・燃料ホース交換(全7本)ほか
・燃料タンク洗浄
・インマニ後メクラキャップほか交換
・水周り各部点検確認
・電動ファン点検確認
・バッテリー新品交換
・バッテリートレー加工ほか
・トランクキャッチ分解調整
●過去施工、修理箇所として
・マニホールド耐放熱処理
・バッテリーキルスイッチ取付け
・バッテリーチェックプラグ取付け
・セルモーター交換済
・イグニッションコイル交換済
・スパークプラグ&プラグホース交換済
・クラッチ交換済
・ブレーキキャリパー交換済
・ブレーキマスターバック交換済
・ブレーキマスターシリンダー交換済
※取説&記録簿そろっています。
トランク内スペアタイヤ&ジャッキ&ルーフカバー等、付属品は揃っています。